新人船員育成交流誌「Snap(スナップ)」!

新人船員育成交流誌「Snap(スナップ)」の紹介!

これから遠洋かつお漁業、遠洋まぐろ漁業の
漁師になりたいと考えている人には
ぜひとも新人船員育成交流誌「Snap(スナップ)」を読んで
新人船員の仕事や生活をほんの少しでも知って頂きたいと思います!
宮城県北部船主協会が今年の4月に創刊した
育成情報交流誌「Snap(スナップ)」
同協会吉田事務局長より「かつおまぐろぽーたる」への
掲載許可を頂いたのでスナップを紹介させて頂きます
宮城県気仙沼市で遠洋かつお漁船、遠洋まぐろ延縄漁船の
新人船員を育成している宮城県北部船主協会の
漁師リクルーター吉田事務局長が中心となり
若手船員の定着率を図ることを目的としてスナップは創刊されました!
遠洋漁船でも陸上のサラリーマン同様せっかく漁師に就職しても
残念ながら数年で下船するケースがあります

吉田事務局長曰く
「下船する人の原因はやっぱり人間関係が多いですもちろんインドネシア船員との関りもありますが、日本人だけでもまとまれば、新人船員のストレスもだいぶ和らぐものと思います。
そのために、洋上での人材育成を一から考えて行きましょうというのが「スナップ」の目的です。定着率向上に向けたものであり、指導者となる船員に向けたものです。」

下船して退職する船員が少しでも減るように新人船員への指導や育成のための思いを込めた交流誌がスナップなんですね
これから船員になろうと考えている人がスナップを読むと新人船員が洋上の仕事や生活で普段からどんなことを考えて、
どのように仕事に取り組んでいるかがほんの少しでも垣間見ることが出来ると思います
新人漁師の日記の一部も読める漁師のための育成情報誌は世界中探しても無いかもしれませんね

 

漁師リクルーター吉田事務局長が新たに創刊した新人漁師の「育成情報交流誌 Snap(スナップ)」!

みなさん
Snap(スナップ)はご存じでしょうか
遠洋まぐろはえ縄漁船で使用する幹縄と枝縄を「つなぐ」漁具の一種です
宮城県北部船主協会の吉田事務局長は沖も陸もひとつになり
後継者育成事業を形成しようという思いを込めて
機関誌を連結金具の「スナップ」と名付けました
つながりや強い絆も感じられます
吉田事務局長は9年前から134名の
新人漁船員を洋上に送り出している実績があり
水産高校やインターネットを主なリクルート活動の場として
就業者フェアや水産高校の就職説明会にも参加したり
必要であれば全国を飛び回って
漁師になりたい人や家族との面談も行っています
しかも漁師リクルーター吉田事務局長の父親は遠洋まぐろ延縄漁船の機関長だったんです
父親が世界中の漁場で操業するマグロ船の機関長だった漁師リクルーター吉田事務局長と話しをすると新人船員育成に対する熱い気持ちと優しさを感じます
吉田事務局長は新人船員を目指している若者には最初から良い話しはしないそうです
洋上における厳しい仕事の説明をしても漁師になりたいと強い意志がありやる気と覚悟がある人に乗船してほしいと話していました
洋上で困らないように最終的には新人船員は気仙沼に来て頂き乗船前研修を行いますよ!
ということも話していました

 

~ある新人漁船員の日誌~

遠洋漁船に乗船した新人船員の洋上の仕事や普段の様子は
大都市やその周辺、海から離れた山沿いの地域にお住いの方は
きっとご存じないと思います
漁港周辺に住んでいる人でもなかなか遠洋漁船の
漁師の仕事は知らないのではないでしょうか
創刊したスナップには
新人船員の普段の日誌から
抜粋した生の声が綴られています

~ある新人漁船員の日誌~
(洋上日誌より)の一部です
☆ 船での生活にも慣れてきた。みんな(船員の仲間)仲良くしてくれる。
☆ 投縄後、まさかの寝坊。気を付ける。
☆ 辛い中にも楽しさがある!

新人船員は遠洋マグロ漁船の上で仕事や休日の日も悩んだり喜んだりしながら今日も世界中の海の上で頑張っているんです!
スナップを読むと新人船員はそれぞれ「目標」や「やりがい」をしっかり持って一つ一つの仕事を覚えながら日々成長しているように感じます!
今は新人船員でも陸にいる家族や子供たちのためにも数年後には海技資格も取得してそれなりの安定した収入を得ながら将来は船長、機関長、船頭になれるように頑張ってほしいです。

今年も漁業就業者支援フェアあります!

かつおまぐろぽーたる事務局 佐藤

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