まぐろを守(まも)る取(と)り組(く)み

まぐろが食べられなくなる!?

世界中の船が、自分勝手に好き放題にまぐろをとっていると、

いつかはまぐろがいなくなって、

もう二度とまぐろのお刺身やお寿司、

まぐろのヅケ丼、ネギトロ巻きやツナ缶といった食べ物が

食べられなくなるかもしれません。

まぐろの未来の為に

そうならないように、世界の国々が集まって、将来も末永くまぐろを食べられるように、

大西洋やインド洋、中西部太平洋や東部太平洋といった海ごとにまぐろの資源を調査・研究して、

とってもいいまぐろの量や、まぐろをとらない季節や海などを決める国際的な組織がおかれています。

日本を始めとするまぐろ漁業を行っている国々は、この組織によって定められたルールにしたがって、

まぐろをとっているのです。

ルールを守ったまぐろ漁

しかし、中には、こうしたルールを無視してまぐろをとっている国もあります。

日本の漁業者は、こうしたルールを守らない国が早くなくなるように、

水産庁や関係団体と話し合いながら、ルールを守らない国々に対する圧力を強めています。

また、世界で一番まぐろを食べている日本の責任として、

ルールを無視してとられたまぐろが日本に輸入されないように監視しています。